刺青とタトゥーの違い

刺青(入れ墨)は、日本でも任侠の世界では当たり前のものでした。ただ、一般人が入れるようになったのはここ数年のことであり、芸能人の方もファッション感覚で入れていることが多いタトゥーは若者にも大変人気があると言います。刺青もタトゥーも、彫り物をするという点では変わりありません。ほとんど同じだと言って良いと思います。が、実際には両者には若干の違いがあるという事を知っている方はどのくらいいるでしょうか。

刺青は肌に入る針に深さがあるため、刺青を施してある部分の皮膚が盛り上がることがあります。逆にタトゥーは針が入る深さがとても浅いですので、刺青のように皮膚が盛り上がることもありません。どちらかといえば、タトゥーは見た目はペイントをしているのとさほど変わりがないのが事実です。ですが、両者ともいったん彫り物を施してしまうと、消す事は容易にできないという点でも共通しています。

また、刺青は和柄、タトゥーは洋柄といった印象を受ける方も多いと思いますが、確かに一理あるかもしれません。が、日本語では刺青(入れ墨)と呼び、英語圏ではタトゥーというだけのことであって、本質的に変わるところはありません。若い方にはどちらかと言えば、タトゥーの方がポピュラーではないかと思いますが、タトゥーがポピュラーになってしまったのには、やはり芸能人の影響や海外の著名人の影響を大きく受けていると考えられます。あまり深く考える必要はありませんが、刺青もタトゥーも身体を傷つけることで模様を残す行為を指すものだという事を覚えておくと良いでしょう。